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『島フェス2006@上野水上音楽堂!』



上野水上音楽堂にて、9月18日開催された”島フェス2006”。
野外のため、フライヤーに”雨天決行”と書いてありはすれど台風も接近中だし。。。当日の朝まで気をもみながら最新情報をチェックチェック。そのうち少しずつ雨は小降りになり、やがて止んでしまったのでした。なんと前日まで秋そのもののひんやりしたお天気でしたが、これからはじわっと暑さが戻るとか。俄然やる気を出して、足取りも軽く会場に向かいました!




このイベントは初めてなんだけど、たくさんの沖縄のアーティストが集結すると聞いて楽しみにしてました!以前へこんだ時に旅行して、たくさん元気をもらったオキナワン・ミュージック。特に、今回わたしの一押し歌い手・HIRUGI.coが出るんだもんねー!(というかそれ以外は全部知らない汗)




ヒルギといえば先月、鬼のようなスケジュールで東京ツアーをこなしたばかりですが、またひと月も置かずに生歌が聴けるとはラッキーです。いつもギターの弾き語りでしっとり聴かせる彼女ですが、今回サポートで更にギターの濱中祐司さん、そして三線の迎里計さん(Born ti Cafta)が脇を固めます。ひえ~!と思うのはわたしだけ?
しかしヒルギは堂々と、腰に汗ふきタオルをなびかせて登場!!なんと男前なことよ!!!




客席は出店の沖縄料理とオリオンビールで、すっかりお祭りモード。まずは濱中さんとヒルギがスタンバイします。騒がしい観衆に向け、わたしが初めて沖縄で観たライブでも出だしに唱えていた、ヴィクトル・ユゴーの詩の一節。わたしはこれが大好きです!果てしないヒルギワールドへ、一気に連れて行かれる快感。まだ聴いたことない人のために、書くのは控えておこうっと。




少しだけおごそかな雰囲気を巻き起こして始まった1曲目は、彼女のデビュー曲にして代表曲、”カナスムヌ”。宮古の言葉で、”愛するもの”という意味です。CDではまだ初々しい歌唱と時代を感じさせるアレンジですが、ライブで聴くとたまげます!ところが今回はさらにパワーアップ!!!なんだこの音の分厚さは???




見るとGt.の濱中さんは、左足でちっこいバスドラみたいのを叩いておられます。右足には、鈴をつけて要所要所で鳴らしつつ。。。挙句の果てに、この人のギターがまた凄いのでした。チョップスラップタッピング!!ギターなの??パーカッションなの??てな感じ!ブルージィに、しかしタテノリに!!カナスムヌがカッコイイ!!そしてリズムをまかせて開放されたかのように、初めて聴かせるようなチカラ強い声で、のびやかに歌うヒルギ。ど派手なアレンジでつかみOKです!!!





続いて2曲目は、新しく出したミニアルバムから”風まかせ”。東京でストリートライブをしていた頃から歌っていた曲だそう。ゆったりと静かに始まるイントロから徐々に激しく盛り上がりを見せるドラマティックな展開は、まさにヒルギ特有の世界です。ひと言ひと言、彼女が丁寧に描く情景が染み入る感じがして聴き入ってしまいました。深く、深く。。。。。哀しくて、強くて、自由でいてとても優しい歌詞なんです。どんなに楽しいことがあっても時間を巻戻せないのと一緒で、どんな辛いことがあっても時の速度を早めて心を回復するのは不可能。そんなどうしようもない期間に、たいそう安らぎをもたらしてくれた曲です。改めて音楽の持つ力に気づかされたっけ。ほんとうの痛みっていうのを知っている人なんだろうな。とチラッと考えました。こちらもいつになくエモーショナルな大サビのシャウトが胸に突き刺さります。
なんだか聴いていてワクワクしてしまうような化学反応が、どんどん繰り広げられているみたいです!




続いてここで三線の迎里計さんが登場。この人の三線は永山尚太くんでもおなじみですね!前回のヒルギの東京ツアーでも一度プレイされたとの事でしたが、わたし実は観に行けなかったので今回初めてです。いっぺんでいいから三線が入ったヒルギを聴いてみたい!!と思っていたので大感激!!




まずは大御所・古謝美佐子さんの”童神(わらびがみ)”のカバーから。もうすでにイントロから涙そうそうになってしまう、三線のあたたかい音色。。。この曲はやはり前回ツアーで披露されたときに初めて聴いたのですが、まだうら若い彼女の慈愛に満ちた歌いっぷりに、母性やら神々しさまで感じ新鮮な感動を覚えたものです。


1コーラス目を歌い終わると自然発生的に、広い会場全体に拍手が沸きあがりました。そして2コーラス目の終わりにもまた割れんばかりの拍手。この曲が、沖縄民謡の新しいスタンダードになりつつあるという計さんの言葉を思い出しました。東京在住のうちなんちゅ達と、島を愛するないちゃー達の心をひとつにしてしまったのは、ヒルギの童神。それは心地よく切なく、ほろ酔いの頬をなでる秋風のようにふんわりと沁みわたっていきました。




最後の曲は、これも新しいCDからのタイトルチューン、”愛しの娘”。本来のリズムはそのままに、これも”静”よりは”動”の趣きで聴かせます。この曲って、女の、女性であることの辛さみたいのを受け入れて傷つきながらも前向きに生きていこうというような深い歌詞がほんとに胸を打ちます。解説するのも野暮ですが、一緒に朝日につつまれるような仲だったのに他の人と去ってしまった。でも今もあなたを想って歌っている。。特に、”この胸が痛くても、誰のせいでもない”なんて、泣けるじゃありませんか!!!果たして男の人にここらへんの感情が理解できるんかな~。なんて考えたけど、そういえばヒルギファンは男性がほとんど(なイメージ)だしな。。。



男女の別れに付き物なのは、憎しみ、恨み、未練。。。そんな感情の混沌を全て包み込んで浄化するような、優しくて深い計さんの三線。悲しく幕を閉じた物語をこんなにも素直な愛の唄に変えて、今日はパワフルに!いつもならファルセットでたゆたうような最後が、武者震いするくらいカッコイイシャウトです!!!咆哮というべきか。自らもギターをかき鳴らしながら、残された最後の力までも振り絞るようなロングトーン。こりゃあ新解釈!!



”4曲なんて、あっという間で物足りないかも”と思っていましたが、軽く放心状態に陥ってしまうほどの満足感でいっぱいになりました!そして自分をこんな気持ちにしてくれるのは、へヴィメタルだけかと思っていたけれど笑。。。やっぱりヒルギは違う!てかヒルギはメタル!!!



かどうかは定かではないけど、いつかバンド編成バージョンなんかぜひ聴いてみたいものです!今回サポートが入ることでいつにも増して余裕のある、安定した表情豊かなボーカルを聴かせたヒルギ。弾き語りももちろんいいけれど、それだけでは分からなかった隠れた魅力を存分に引き出してくれたグレイト・ミュージシャンのお二人。
驚きと感動で、忘れられないライブになりました。にふぇーでーびるです!!!(ありがとうってことよ)
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【2006/09/25 00:54】 お気に入り | トラックバック(0) | コメント(0) |
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